本金西武店



 1971年より西武百貨店と提携関係にあった秋田市の百貨店「本金」が1984年4月27日秋田駅前再開発ビル「秋田中央ビルディング」へ新店舗開業した際に、セゾングループ側の出資者として西友との資本関係がありました。
 この駅前再開発ビルには、秋田ビューホテル→(2021年に営業譲渡されリブランド)ANAクラウンプラザホテル秋田も入居しています。
本金西武店
 
本金西武店、現在の西武秋田店(2011年7月9日撮影)



 なお、1988年3月にセゾン側の資本が西武百貨店に変更されてさらに2005年3月1日西武百貨店本体と合併し、2006年3月9日からは秋田西武(西武百貨店秋田店)、2009年8月1日より西武秋田店となり現在に至っています。
 無印良品はかつて出店しておりましたが、JR駅ビルたる「おしゃれかんアルス」へ移転しております。
 西武百貨店の持ち株会社「ミレニアムリテイリング」がイトーヨーカドーの持ち株会社「セブンアンドアイ」と経営統合する以前からイトーヨーカドー秋田店とは地下道にて連絡していたようです。イトーヨーカドー秋田店は「秋田中央ビルディング」よりも前の1980年11月22日に開業しておりました。しかしながら、イトーヨーカドー秋田店は2010年10月11日をもって閉店しております。その後、イトーヨーカドー秋田店はフォンテAKITAとして改装し、LOFTやらザ・ガーデン自由が丘といった西武百貨店系の売り場を入居させている上に、イトーヨーカドーインストア型ファミリーレストランである「ファミール」も2019年5月20日までは営業継続していました。西武百貨店とイトーヨーカドーが隣同士の店舗は、2社が経営統合後の八尾でも見受けられていました。
 ちなみに現在も西友運営であるLIVIN田無店(旧田無西武店)とイトーヨーカドー田無店は同じ建物で営業していましたが、2021年2月14日にイトーヨーカドー田無店が閉店となっております。
 秋田中央ビルディングの地下1F〜地上3Fまでが西武の売り場として使われております。階段の階数表示やら食品売り場の一部ディスプレーが80年代開業の西友で見受けられるものと同じ木版画デザインのもの(原画者は木田安彦氏)が、2011年7月時点ではまだ残っておりました。地下の売り場構成がLIVIN春日井店と類似しており食品と家庭用品となっていたのも興味深い。



 参考文献・Webサイト
 

最新取材日:2011年7月9日
最終更新日:2023年1月11日


LIVINになりそびれた店舗トップページ

トップへ戻る

ANAクラウンプラザホテル秋田

inserted by FC2 system