錦糸町店


LIVIN錦糸町店(旧錦糸町西武店)は2017年10月9日をもって営業終了しました。この記事は営業中の記述にて現状とは異なります。




 JR錦糸町駅前の東京楽天地ビル再開発全面終了後の1986年11月5日に錦糸町西武店として開業しました。
 その後錦糸町西武はLIVIN錦糸町店に改名したのですが、開店時は株式会社西友の子会社株式会社錦糸町西武という経営会社にて運営していたのです。

 東京楽天地は、錦糸町や浅草で映画館や場外馬券販売所ビルなどを所有運営している阪神阪急東宝グループの東証上場企業ですが、再開発時に同じ阪神阪急東宝グループの阪急百貨店では無くセゾングループの錦糸町西武をキーテナントとして入居させました。このころ、西友が東宝製作の映画に出資していた作品が数作ほどあったことにより楽天地ビルへ出店できた要因につながったのかな。東京楽天地の社史「東京楽天地50年史」によれば、阪急百貨店には最初に出店要請するも有楽町マリオン出店に集中したいために断られ、建物を建築した竹中工務店の紹介にてセゾングループの百貨店が出店することになったとの記載がある。なお、東京楽天地の株主資本構成としては、阪急電鉄→阪急阪神ホールディングスと東宝の合弁企業となっています。
 東京楽天地は、錦糸町にて映画館を長年運営していたり(かつては浅草にもあった。)東京の城東地域の娯楽場として1937年(昭和12年)より長年続いている企業ですが、映画館運営の点で東宝が出資しているのは理解できますがなぜ阪急電鉄も沿線と遠く離れた場所にこのような施設を作り出資したのかが不思議ですね。東宝の社史「東宝五十年史」によれば、東宝立ち上げの際に創業者の小林一三が浅草へ映画館を進出させようとするもうまくいかずに錦糸町駅前に16,000平米の土地を購入し江東楽天地を設けたと記述がある。
 映画館としては老舗ですが、錦糸町駅北口エリアに2006年(平成18年)開業したショッピングセンター「オリナス」(東急ストアカスミと専門店街)内にも楽天地運営のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 錦糸町」を運営しています。なお、その際に楽天地ビル内スクリーンを減少させてスポーツクラブメガロスを入館させました。

錦糸町店
 
LIVIN錦糸町店(東京楽天地)2017年10月9日撮影


 ビルの交差点に面した一番上のガラス張りの部分には楽天地天然温泉展望浴場があります。外の風景を眺められる展望浴場になっているのは男性用のみのためか男女で入浴料金が異なっています。2010年に女性用浴場を廃止し、男性専用の「天然温泉楽天地スパ」となりました。なお、温泉は再開発ビルが出来る前の1956年(昭和31年)より営業しています。楽天地の社史によれば当初はスカイレストランとするべく外観を設計し途中で温泉施設に変更したそうです。
 三井住友銀行錦糸町支店(旧さくら銀行→元三井店、ちなみに楽天地の創業者小林一三は一時期三井銀行に在籍していた。)・小田急トラベル錦糸町営業所(旅行代理店も阪神阪急東宝グループ阪急交通社ではない別の企業を入店させていましたが2017年1月をもって閉店します。LIVIN内には長年セゾン系列旅行会社が入店しておりましたが2014年5月7日のPTS旅行サロン撤退により存在していません。)も楽天地ビルに入居しています。
 駅前立地の店舗ですが、店舗建物裏側に大規模な立体のタワー駐車場を備えてます。なお、少し離れたところに楽天地タワーパーキングがありますけれどもLIVIN買い物での優待は無く、JR錦糸町駅ビル「テルミナ」内ヨドバシカメラにての買い物や楽天地ビルに入店している三井住友銀行錦糸町支店利用(LIVIN駐車場は不可)で優待となりますので気をつけましょう。

 このヨドバシカメラが「テルミナ」入店した影響なのか、LIVIN錦糸町店内には大型家電売場がありません。家庭用品売場(旧称DAIK)の片隅で若干家電を扱っている形でしたが、親会社「ウォルマート」が直営売り場志向のために改装し家電売り場が復活しました。
 地下鉄半蔵門線錦糸町駅から東京楽天地ビルの地下1階へ連絡通路がつながっていますが、東京楽天地ビル再開発の時から準備されていたような造りで、1階までの吹き抜けもあります。その吹き抜けにエスカレータがあるのですが、地下1階乗降スペースに楽天地温泉の説明と温泉が流れている箇所があります。
 商業施設以外に地下3階には関東エリアへ電気の送配電をしている東京電力の変電所が入居しています。(楽天地社史による)
 永年地下の食品売り場には、横浜駅のシウマイ弁当で有名な崎陽軒が弁当売店を出店していましたが、2012年東京スカイツリータウンの東京ソラマチ出店時にLIVINから撤退しております。ちなみに同社の東京工場が、LIVIN錦糸町店から程近い近隣の江東区大島1丁目にある。
 地下の食品銘店街には、赤坂Topsや神戸風月堂といった有名専門店が入店しております。
 100円均一ショップ・ダイソーを6階に入店させている。ダイソー入店の西友GMS店舗はいくつかあります。
 なお、LIVIN店舗では郡山店にも100円均一ショップSeriaが入店するようになりました。
 
 セゾンカウンターが2015年3月15日をもって閉鎖されました。そのため、セゾンカウンターの無いLIVIN店舗第一号となっております。
 近隣にアルカキット(無印良品も出店)・オリナスといった大型ショッピングセンターも存在しており、どちらもハウスカードのクレジット会社がクレディセゾンであります。大型商業施設の競争が激しい錦糸町界隈です。

 LIVIN錦糸町店は2017年秋に営業を終了し後継店舗としてパルコが入店すると大家の東京楽天地及び新キーテナントとなるパルコから公表されました。
 なお、パルコ出店後は地下一階での食品スーパーを西友が運営するので錦糸町から西友は完全撤退ではありません。
 閉店の日レポートのブログ記事へはこちらからどうぞ
 
 参考文献・Webサイト
 東京楽天地50年史 東京楽天地 1987年刊
 東宝五十年史 東宝 1982年刊

最新取材日:都内店舗につき省略
最終更新日:2017年10月9日

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